活動日記

再編交付金の使いみち

2008年1月15日時事・政治

10年間で、約73億、
平成19年度は、約5億4千万円といわれている、
横須賀市に交付される予定の再編交付金。
これは、使い方が自由になっているわけではなく、
国から示された使途基準の範囲の中でのみ、
使っていいとされています。
私は、原子力空母の母港化に反対している立場上、
この使い方をとやかく言う立場にはありません。
(そもそもお金につられて賛成することなど、
 政治家として、あってはいけません)
原子力空母が来てからの迷惑料ならばまだわかりますが、
来てもいないのに、もらえるお金があるというのは、
国の勝手な策略です。
岩国の市長は、国に媚びていないという意味で
尊敬に値します。
とはいえ、内容は気になるところです。
具体的にどのような内容になっているかというと、
(事業の具体例)
ア 住民に対する広報に関する事業
イ 国民の保護に関する事業
ウ 防災に関する事業
エ 住民の生活の安全の向上に関する事業
オ 情報通信の向上に関する事業
カ 教育、スポーツ及び文化の向上に関する事業
キ 福祉の増進及び医療の確保に関する事業
ク 環境衛生の向上に関する事業
ケ 交通の発達及び改善に関する事業
コ 公園及び緑地の整備に関する事業
サ 環境の保全に関する事業
シ 良好な景観の形成に関する事業
ス 企業の育成及び発展並びにその経営の向上を図る事業
セ その他、生活環境の整備に関する事業で防衛大臣が定めて告示する事業
となっています。
ほとんどが玉虫色ですね。
けれども既存の実施事業には、あてることができないそうです。
拡充ならば、その分のお金には、あてることができますが。
先日、市長はその使い方の予定を発表しました。
議会での議論はまだですから、決定ではありませんが、
一つの方向性です。それが次のとおりです。
1 救急医療センターの建て替え
2 同センターの診療科目拡充
3 救急車などへの自動式心マッサージ器配備
4 市内公共施設へのAED増設
5 市内応急避難所の防災機材充実
6 通学路への防犯カメラ設置に助成
7 中学校への外国人英語教員増員
8 全小中学校各教室へパソコン導入
9 佐原地区に多目的スポーツ施設整備
10 市立体育館に冷房施設整備
(1月8日付神奈川新聞より。番号のみ雄人)
必要な事業もあります。とくに、救急医療センターの
診療科目を増やすことなどは、
診療時間の延長も含めて、必要なことだと思います。
けれども、こうした事業は
「お金がきたからやる」種類のものでしょうか?
また、一方で救急医療センターの建て替えなど、
どの辺に必要性があるのかすら、わかりません。
耐震診断も市が行っていて、問題ないという結論も出ています。
そもそもこのお金は「勝ち取った」ものでも何でもありません。
情緒的な言い方をすれば、顔を赤くしながら使うべきお金です。
ここのところをまずは履き違えてはいけないと思っています。

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