活動日記

予算議会が終了

2008年3月31日議会

3月の予算議会が終わりました。
議会の最終日に討論という形で、
今回の議会での自分自身の考えを総括しました。
原稿のほぼ全文を掲載しますので、
お時間のある方は、ぜひ読んでください!
水道事業会計についても討論しているのですが、
まずは一般会計のものから掲載します。
■平成20年 第1回定例会 討論
■一般会計 反対
吉田雄人です。発言の機会を与えていただきありがとうございます。
それでは、発言通告に従って、
議案第17号:平成20年度横須賀市一般会計予算と、
第25号:平成20年度横須賀市水道事業会計予算に反対の立場で、
第27号:平成20年度横須賀市病院事業会計予算に賛成の立場で、
討論をさせていただきます。
まずは、一般会計です。
歳入については、反対の理由として再編交付金が挙げられます。
私は、原子力空母の母港化が、
目の前にある既成の事実として存在していない現段階において、
少なくとも、原子力空母が横須賀港に接岸される8月19日までは、
母港化に関わる再編交付金の歳入予算への計上は、
補正予算同様、反対せざるを得ないものと考えております。
次に歳出について、反対の理由を申し述べます。
今回の議会で私は、横須賀市全体の施設整備の優先順位について、
市長に質問をいたしました。
市長のご答弁では
「市民ニーズとの適合性・事業の緊急性・財政負担の適正性」など、
至極もっともな理由を挙げられました。
しかしながら、今回の予算案を拝見すると、
「市民ニーズとの適合、事業の緊急度合い、財政負担」などを、
言葉通り解釈してみても、
おおよそかけ離れている事業が散見され、
のちほど、具体的な事業について、
多少細かく触れさせていただきますが、
予算編成における一貫したとりくみ姿勢を、
読み取ることができませんでした。
施設整備リストなるものをつくって内部資料とし、
予算の編成や実施計画策定にあたって
利用しているということでしたが、
墨塗りされた一覧からは、
まさにその一貫性の無さだけが読み取れてしまいました。
政治信条から対立するならばまだしも、
その不透明さゆえに反対することは残念ですが、
以下具体的な事業について反対討論させていただきます。
まずは新中央図書館です。
代表質問や委員会審査の中でも、
多くの方々が疑問を呈されたこの計画ですが、
財政状況が厳しい厳しいといわれながら、
ハードの施設整備を進めようとされる
市長の姿勢を理解することが出来ません。
ちなみに、私は、もしも横須賀の中で
一番重要な文化施設は何かと聞かれましたら、
それは、何をおいても図書館であると答えます。
一番重要な文化施設は、図書館です。
しかしながら、それでも新規に図書館を整備することは、
財政状況が許していません。
市長もご存知のとおり、財政状況はたいへん厳しい現状です。
歳出削減の取り組みは、
事務事業の総点検などで一定の効果をあげていますが、
歳入を見ると、法人市民税だけでも、
自動車関連の一法人だけで、法人市民税約12億円のマイナス、
情報通信関連の二法人だけで、約16億9千万円のマイナスを、
歳入で計上しております。
合計で約28億9千万円の市税収入のマイナスです。
こうした財政状況の下、議論されるべきは、
緊急性・必然性の観点であり、
その中でも事業の取捨選択が迫られているわけです。
図書館は、重要な施設ですが、
既存の図書館が3館もある以上、
その有効活用を考えるべきであり、
新規施設として整備する必然性・緊急性は、
ほとんど存在していません。
それなのに31万2千円の予算が、
新中央図書館開設準備事業として計上されており、
委員会審査の中で、たったこれだけの金額で
実施計画をつくるという答弁もあり、
これについて、反対する次第です。
次に、救急医療センターについてですが、
建替準備事業として、予算が5万円計上されておりますが、
これについては、新港埠頭で新たに建設をするという
結論ありきではなく、
市長もしっかりと現場を視察していただき、
とくに2階部分の有効活用や、
近隣の公園や下水処理施設を、
駐車場として利用することなども視野に入れながら、
ゼロベースで検討していただきたいと思います。
次に大津地区の緑地埋め立てについてです。
横須賀青果市場からドンキホーテまでの海岸線を、
幅20mに渡って埋め立てて緑地として整備するという事業です。
今回計上されている予算は2億1千万円で、
あくまで護岸付近の基礎となる
捨石部分のみということですが、
20m幅の緑地を、あの場所に整備することに、
私は反対いたします。
計画策定に当たっての事業費の見込みを確認したところ
護岸補修のための整備ならば約6億、
20m幅の埋め立て・緑地では約20億円ということでした。
埋め立ての場合は、国の補助が3分の1つくにせよ、
市が負担する財政へのインパクトを考え、
事業手法や計画を再考するべきだと思います。
そして、美術館ですが、
谷内六郎氏の縁故の方に、あいも変わらず
月額22万円以上の金額を支払っていることは、
以前指摘しているとおりですが、
企画の内容について、市民や来場者から寄せられる苦情には、
真摯に向き合ってほしいと思います。
また、美術館開館の直前に購入した美術品のほとんどは、
三浦半島ゆかりでもなく、海にまつわるものでもなく、
ただ日本の近現代というカテゴリーで
購入されていることなどを見ると、
市美術館のビジョンがあいまいに感じられます。
安易に、巡回企画展などに手を挙げることなく、
わざわざ足を運んでいただいた来場者一人ひとりの視点と、
税負担をする市民一人ひとりの立場に立った運営を
行っていただきたいと思います。
また、現在直営で運営をしているところですが、
この運営形態について、来年度以降は、
すべての選択肢を洗い出し、
どのようなあり方が最適なのか、
ぜひ検討していただきたいと思います。

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