活動日記

美術館アドバイザー問題に、司法の手を・・・

2008年5月29日美術館・図書館・博物館

先日、3年前から取り組んでいる問題である
美術館アドバイザーの委嘱について、
同僚の一柳洋議員とともに、
横須賀簡易裁判所に調停の申し立てを行いました。
ざっとおさらいをしますが、
これは美術館の建設計画に話から続く問題です。
画家の谷内六郎氏のご遺族から、作品の寄贈を受け、
当時の澤田市長は「作品の寄贈を受けたので、
それを展示する美術館を作りたい」と言ってきました。
その美術館を建設するに当たって、
アドバイスをいただくという名目で、
毎月22万8700円の金額で谷内氏の遺族が
委嘱されるようになりました。平成10年のことです。
どんな仕事内容なのか、確認すると
平成16年・17年は、
年に6~7回しか面談していないということで、
これは、おかしいと議会でも数度にわたり議論しました。
一度は「平成17年度で委嘱は終了する」
という教育長の答弁があったのですが、
平成18年度も引き続き委嘱されていました。
そこで住民からの監査請求などもありましたが、
結果は不当な支払いではないということになりました。
私は、どうしても疑問がぬぐえなかったので、
遺族と市との間に、どのようなやり取りがあったのか、
そのすべてを公開するように、情報公開請求をしました。
その結果、私が「密約」と呼ぶ、覚書が提出されました。
http://www.yuto.net/doc/contractMuseum.pdf
この覚書によると、25年間にわたって、
毎月22万8700円を遺族である長女に払い続けることを
約束していました。
もしも長女が死亡した場合は、
別の人間を指定することまで、書かれていました。
さらに、美術館で販売するグッズも
すべて遺族縁故の「六郎工房」から仕入れることを
約束しています。
当然、議会でもこの密約について、取り上げました。
・なぜ議会に報告しなかったか
・毎月22万8700円という金額は適当か
・25年間という年限は適当か
・入札の透明性の原則に反しないか
市長の答弁は、すべて「問題ない」という
紋切り型の答弁でした。
・・・・ざっと、おさらいしてみましたが、
行政の自浄作用も、議会のチェック機能も、
有効に働かず、美術館開館の一年経っても
継続してこのアドバイザーを委嘱していることで
私は、ついに司法の手を借りることにしました。
弁護士はつけずに、自力でがんばりたいと思います。
6月末には、第1回の調停が開かれる予定です。

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