活動日記

別府市:ONSENツーリズム支援事業

2008年6月24日視察・出張

■視察先:大分県別府市ONSENツーリズム部観光まちづくり課
■視察項目:泉都別府ツーリズム支援事業
■対応していただいた方:ONSENツーリズム部観光まちづくり課 主事 鈴木博子さま、魚返将和さま
■議会事務局の方:参事 大野光章さま、調査係係長 永野修子さま、調査係主事 南英子さま
■視察日時:2008年5月29日 13:00~14:30
■ねらい
市民主体の観光事業への支援メニューの一つとして、有名な別府市の取り組みを知ることで、本市における観光事業の取り組みへの新しい視座を手に入れる。
■視察の状況
別府市議会において、議会事務局参事 大野さまより市の概要説明をいただき、ONSENツーリズム部観光まちづくり課、鈴木さまより具体的な事業について、用意していただいた資料をもとにご説明をいただいた。
その後質疑応答を行った。
■事業概要
目的
別府市内では、自主的に組織されたまちづくりグループが、各々の独自性・地域性を発揮し、各分野でまちづくりに取り組んでる。これらの市民が主体となるまちづくり活動を支援することで、別府観光の再生、ONSENツーリズムのさらなる飛躍・発展を図る。
補助対象事業
1.地域活性化部門
・地域活性化・観光振興につながるイベント事業
・体験・交流を推進することで地域活性化、観光再生につながる事業
・地域資源を保全・活用するためのソフト事業
・その他、地域活性化につながる事業で協議会が認めるもの
2.人づくり・おもてなし部門
・まちづくりのリーダーとなるべき人材、次世代を担う子どもの育成のための事業
・訪れる方々を温かくおもてなしするための事業
・その他人づくり・おもてなしの推進につながる事業で協議会が認めたもの
3.地域資源保全・活用部門(ハード事業)
・地域資源を保全・活用するためのハード整備事業
・その他、協議会が認めるハード整備事業
助成額
地域活性化部門は、事業費の2/3:30万円以内
人づくり・おもてなし部門は、事業費の4/5:20万円以内
地域資源保全・活用部門は、事業費の4/5:50万円以内
以下は、助成の対象とはならない
・人件費
・備品購入費
・団体等自体の運営に係る事務的、管理的経費
補助状況
H18年度は、29事業、約588万円の補助
H19年度は、21事業、約533万円の補助
審査のスケジュール(今年度)
4月9日募集開始
5月2日募集締め切り
5月16日書面審査
5月23日公開プレゼン
6月22日決定交付式
2月末事業終了
3月末成果発表
公開プレゼン審査項目
熱意、地域貢献度、参加者状況など
公開プレゼンの審査員
大学教授が8割。ほかHOPE計画(景観表彰)の審査委員、商工会議所、観光協会役員、日本政策投資銀行などの職員。
費用弁償として5000円(交通費・昼食代)を一律支給。
■事業実施体制
泉都別府ツーリズム支援事業協議会:
平成15年度からの協議会で、事務局は観光協会が行っている。
■質疑応答から
・事業成り立ちの経緯は?
→別府のまちづくりに熱心であった県からの出向職員が立案された。
・毎年応募できるのか?
→毎年度の応募については、規模や種類を変えて出してもらっている。ハードに関する事業は1度だけとなっている。毎年出てくる事業については、徐々に補助金を減らしている。
・補助率はどのように決めているか?
→補助率の決定に当たってはは、収益がのぞめない事業であるため、補助率を高くしている。事業によっては、審査の結果補助率の上限まで行かない事業もある。
■その他関連する事業など
・泉都まちづくりネットワーク
270団体個人(173団体・個人97名)が参加している。
運営委員会があり、そこでどんな交流会を行うかを決める。
・別府八湯ウォーク
地域の住民ボランティアが観光ボランティアの方々が、路地裏散歩をする。
ボランティアには講習会がある。
■所感
本市における市民協働推進補助金と類似している事業であることがわかった。特徴としては、観光事業にとりくみが特化されている点。「市民協働」というものを前面に出していない代わりに、観光への取り組みが、市全体の街づくりにつながるということは、それだけアイデンティティがはっきりしているということがわかる。
公開プレゼンの聴衆が、補助決定の審査に参加させることなどを検討したらなお良い制度になるのではないかと感じた。

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