活動日記

GNFでのウラン飛散事故について その3

2008年8月22日時事・政治

20日の日に、GNFでのウラン飛散事故について、
久里浜選出の議員6人の連名で、
市長に対して、「要望書」を
GNF社に対して、「申し入れ書」を提出しました。
まず、市に対しての要望は2点ありました。
1つ目は、GNF社との間で昭和59年に結んだ協定書を
改定することです。
これは、放射線が外部に漏れるなどの「災害」については、
古い協定の中でも、市に対して通報することを
約束していますが、
今回のような事故などについても、
あわせて通報するよう、改定を要望しました。
2つ目は、市民への早急な情報提供です。
今回の事故では、市への通報が遅れたことが一番の理由ですが、
市は、あくまで市民からの問い合わせに答えるという姿勢でした。
けれども、正確な情報がGNF社から届くようになれば、
それを市民に迅速に届けることも、市の役割として大事になると
思っています。
次にGNF社に対しての申し入れは3点です。
1つ目は、再発防止です。
今回の事故は、ヒューマンエラー(人為的な事故)に
よるものであったということなので、
今後の安全対策をしっかりと提示していただくよう申し入れました。
2つ目は、地元の町内会への情報提供の体制作りです。
2度目の事故では、回覧板でまわせるような事故の報告などが
用意されましたが、1度目の事故のときはまったくありませんでした。
少なくとも連合町内会などに対して、
町民への告知可能な形で速やかな報告が必要です。
3つ目は、市に対する要望と一緒で、
古い協定を改定することを申し入れました。
新聞各紙・TVKでも取り上げられたようですが、
以下、提出した文書を転載いたします。
■市長宛文書
2008年8月20日
横須賀市長
蒲谷 亮一 様
横須賀市議会議員 井坂 新哉 
同    伊関 功滋 
同    杉田 さとる
同    西田 和恵 
同    野村 隆弘 
同    吉田 雄人 
    原子力燃料加工施設の事故対応についての要望書
 残暑の候 日頃から市長におかれましては市政発展のためご尽力いただき、ありがとうございます。
 7月9日、8月8日、横須賀市内川にある原子力燃料加工施設・株式会社グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(略称GNF‐J)におきまして、ウランを飛散させる事故が二度にわたって発生しました。
 これらの事故では、ウランが管理区域外には飛散していないこと、従業員の被ばく量も人体に影響を及ぼすものではないことが示されておりますが、付近住民をはじめとした市民に与えた不安感は多大なものがあります。
 また、事故の内容は、作業手順の不備など、十分に防ぎえた内容のものでした。
 これらの事故の検証とともに再発防止に向けた取り組みが一層重視されなければなりません。
 また、本市としては、GNF‐Jに対し、直接の行政指導権限がないとはいえ、付近住民をはじめとした市民に対し、その不安感を取り除くための取り組みは重要なものがあると考えます。
 今回の事故を踏まえ、今後、このようなことが起きないよう事業者に働きかけるとともに万が一起こった場合の対応に向け、久里浜行政センター管内在住議員として以下の改善を早急に行っていただくよう要望するものです。
          記
1.昭和59年(1984年)に株式会社グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(当時の日本ニュークリア・フュエル株式会社)と結んだ協定書並びに覚書について、災害だけでなく、事故発生時の通報や報告を含んだものとするよう改定すること。また、この間、改定された関係法令に基づき見直しをすること。
2.事故発生後、市民への早急な情報提供、とりわけEPZ(緊急対応範囲)に指定されている連合町内会と各町内会への報告と説明を行う体制を整備すること。
以上
■GNF社への文書
2008年8月20日
株式会社グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン
取締役社長 梅原 肇 様
横須賀市議会議員  井坂 新哉 
同     伊関 功滋 
同     杉田 さとる
同     西田 和恵 
同     野村 隆弘 
同     吉田 雄人 
     二度にわたるウラン飛散事故に対する申し入れ
 7月9日、8月8日、横須賀市内川にある貴社の原子力燃料加工施設におきまして、ウランを飛散させる事故が二度にわたって発生しました。
 これらの事故では、ウランが管理区域外には飛散していないこと、従業員の被ばく量も人体に影響を及ぼすものではないことが示されておりますが、市民に与えた不安感は多大なものがあります。
私たち久里浜行政センター管内に在住の市議会議員として、とりわけ付近住民に多くの不安を与えたことについては誠に遺憾であり、今まで築き上げた地元との信頼関係に大きな亀裂を生じかねない事態であると思っております。
 さて、二度にわたる事故の内容は、作業手順の不備など、十分に防ぎえた内容のものです。今後、今回の事故で明らかになった潜在的な事故発生要因の検証と早急な改善・再発防止に向けた取り組みはますます重要になります。
 8月12日に地元住民に示された背水の陣の決意の下、確実かつ安全な操業に向けた取り組みを求めるものです。
そこで、以下の点について改善されるよう申し入れます。
           記
1.関係する町内会へ、二度にわたる事故の説明と再発防止に向けた今後の具体的な安全対策を提示すること。
2.万が一事故が発生した場合、地元および近隣町内会へ迅速かつ詳細な情報提供を行う体制を整備すること。
3.昭和59年(1984年)に横須賀市と結んだ協定書並びに覚書について、災害だけでなく、事故発生時の通報や報告を含んだものとするよう改定すること。また、この間、改定された関係法令に基づき見直しをすること。
以上

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