活動日記

【視察】福井市 都市交通戦略について

2008年11月4日視察・出張

■視察先:福井県福井市
■視察項目:都市交通戦略について
■視察日時:2008年10月30日 10:00~12:00
■ねらい
都市交通戦略について、お話をお聞きする。
■視察の状況
福井市議会において、まず、市議会事務局局長宮木氏より、福井市・市議会の概要についてご説明いただいた。
交通政策室の方に用意していただいた資料に基づき、ご説明いただいた。
■■都市交通戦略について
■福井市の概要
北陸新幹線が金沢までは、平成26年までに完了予定。それ以降が決まっていないので、金沢~敦賀を一括認可してほしいという思いがある。
ほかに、えつぜん鉄道、福武線という2路線がある。とにかく苦戦している。「好感度コンパクトシティ」というキャッチフレーズを市長が掲げている。
■福井市の現状
戦争で市域はの建物は倒壊・消失して、その後昭和23年に大地震にみまわれる。
中心部の区画整理などは進んでいる。区画整理の整備率は高い。
道路も直線で6m以上の道路が多く、整備されている(除雪のためにも広い道路が必要)。
住みよさランキングはなぜか高い。また、なぜか長寿県。繊維産業が盛んで、共働きが多い。
車で移動しなければ、ならないケースが多く、車の平均保有台数も、全国的に高い。
人口減少・高齢化は、ずいぶんと進んでしまっている。
えちぜん鉄道は、事故を起こして廃業したことがある。ハード整備は県が行い、沿線市町村が赤字分を補填している。
福武線は、名鉄資本だったが、名鉄が資本撤退しようとしている。鯖江市と福井市が協議会を持って、なんとか支えていこうとしている。
バス路線は、京福バス、福鉄バスなどがある。
■「戦略」について
2ヵ年で協議会を作り制定した。国の補助金ももらった。
■戦略策定の背景
・車依存
 パーソントリップ調査で、移動における車の分担率は74.9%。
 郊外に家が広がっている状況がある。家には、駐車場が3台分くらいある。
・環境負荷の少ない公共交通へ
・高齢ドライバーの増加
■市民調査の結果
福井市市民意識調査では、「バス・鉄道の運行本数が少ない」という市民意向が多い。
■■戦略の目指す「総合交通体系」
・将来都市像:人にやさしい「全域交通ネットワーク」とにぎわいとやすらぎの「まちづくり」
→市長マニフェストにも記載されている。
■4つの地域生活
・中心市街地
・まちなか地区
・周辺市街地
・農山漁村地域
■基本方針
・福井都市圏における総合交通体系
・公共交通を中心とする交通施策への転換
・地域バランスの取れた交通環境の構築
■都市交通の目標:地域を軸と拠点でつなぐ「全域交通ネットワーク」
6方向の公共交通幹線軸:南北2、東西4方面
■公共交通の目標:既存ストックを活用した福井形公共交通ネットワーク
・軸と地域を結ぶ拠点の形成
・地域特性にふさわしい交通サービスの確保
・公共交通幹線軸の強化
 →バスについては、最終バスを増やす(9時→10時)
 →パークアンドライドの駐車場を作った。
 →バスの定時性が確保しにくいので、それをバス時計をつくる。
■■総力戦による戦略的取り組み
賑わい→商業→昼間人口の増加
くらし→住宅→夜間人口の増加
健康→福祉→高齢者等の外出増加
⇒旅客需要の増大⇒公共交通の利用促進
■先導施策
・南北方向の公共交通幹線軸の強化(LRT:Light Rail Transit)
・福井駅西口駅前広場への路面軌道延伸(駅降車時すぐの場所にバスも路面電車も入っておらず、タクシーのみ)
■■今後の取り組み
■施策パッケージの具体化
・南北幹線軸としてのLRTの整備
・東西幹線軸となる幹線バス路線の整備
・交通結節の強化
・電車・バスのICT化
・モビリティ・マネジメントの推進
・注射マネジメントの推進
■所感
富山市でも感じたことだが、そもそもの成り立ちも、地形も違う都市の話は、比較して何かを本市にとっての学びを得るというより、知見を深めるという意味でのみ参考になった。

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