活動日記

マニフェストの尊重状況

2010年1月9日政策集(マニフェスト)

市長就任して以来、
ちょうど今日で半年間が経ちました。
(カウントダウンイベントの本町青年部のおみこし)
マニフェストの扱いについて
国政の状況などを見ていて、
すごく最近「むずかしい!」と思うことがあります。
たとえば、暫定税率の廃止。
民主党のマニフェストには、確かに書いてありました。
けれども、基本的な方向性としては、
財源確保のために廃止は見送るということです。
(とはいえ「暫定税率」の制度自体は廃止し、
 別の税制度を作るということです。
 ただ、消費者の負担は、あまり変わらないようです。)
これを野党などの批判勢力は
「選挙時の公約(≒マニフェスト)に違反している」と、
舌鋒を鋭くしています。
ここで難しくなるのは
「誰がマニフェストを尊重しているのか」
という課題です。
マニフェストを掲げた主体である政権与党=民主党は
マニフェストを大事にしなければいけないはずなのに、
それを曲げてまで、財源の確保に走りました。
逆に選挙時には、
別のマニフェストを掲げていたはずの野党勢力は、
民主党のかかげたマニフェストが実現されないことを
「公約違反」として批判します。
批判のためのロジック・根拠としては
「マニフェストは実現されるべきもの」という前提がなければ
この論を展開することはできないはずです。
たとえそれがかつて批判をしていたマニフェストであっても、です。
つまり
マニフェストを掲げた与党が、その実現を曲げてしまい、
批判するべき野党が、その実現を求める立場であるという、
たいへん逆説的な状況が生まれているということです。
ただ、一つ言えることは
想定できる範囲か、許容できる範囲か、
などについては有権者が決めることであるということです。
マニフェストを運用する立場としては、
「たいへんに難しい」という感想をもつことには
変わりありません。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
年別
カテゴリー
ページの
先頭へ