活動日記

児童相談所への児童虐待通報件数

2011年5月16日速報

横須賀市では、平成18年から児童相談所を開設しています。これは、それまで都道府県と政令指定都市だけが設置権限をもっていたものが、地方分権の流れの中で全国に先駆けて横須賀市は児童相談所を設置しました。
それから5年経ち、子どもたちにとって最後の砦となるような組織にどの程度なっているか、振り返る時期でもあります。

 
まず、児童相談所への相談の件数は、前年度比70件増の1,028件でした。相談件数が増えた主な理由は、養護や障がいに関する相談が28件の増えていました。
平成18年度:1000件
平成19年度:976件
平成20年度:882件
平成21年度:958件
平成22年度:1028件
毎年、だいたい新規の相談が毎年度7割くらいを占めています。

次に、私としては一番気になる児童虐待の件数ですが、前年度比16件増の290件でした。
平成18年度:292件(181件)
平成19年度:342件(199件)
平成20年度:304件(149件)
平成21年度:274件(122件)
平成22年度:290件(129件)
( )内はネグレクトの件数。
虐待の内容別にみると、身体的虐待が増加して21%、心理的虐待は33.1%と減少しています。5年間の動向をみますと、平成18年度・平成19年度はネグレクトの占める割合が約60%と全国の38.5%を大きく上回ってましたが、年々ネグレクトの割合が低下しています。
ネグレクトとは、いわゆる「育児放棄」のことで、たとえば、風邪をひいても怪我をしても医者に行かないとか、暑い日などに子どもを車に置き去りにして遊んでいるとか、十分な食事を与えない、お風呂にいれない、洗濯をしない、ひどいものになると乳児のオムツを替えないこともネグレクトと呼ばれる虐待になります。
ネグレクトが減少傾向にあるのにかわって、心理的虐待(言葉による暴力、一方的な恫喝、無視や拒否)の割合が上昇しています。
相談経路別にみると、この5年間大きな変化はなく、家族親戚、保健機関、児童福祉施設からの通報が占める割合が全国と比べ高くなっているのが特徴といえます。これは、本市の児童虐待防止への取組みのスタートが、母子保健と保育事業、医療との連携を中心に展開されてきた結果とも考えることができます。

いずれにしても、どんな状況におかれている子どもでも、子育ちの環境において不公平の無いようがんばります。子どもは、まちの宝ですから。
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