活動日記

日米合同原子力防災訓練を実施しました

2011年12月16日災害対応

昨日、震災後初となる、日米合同原子力防災訓練を実施しました。

訓練の想定としては、寄港中の原子力空母ジョージ・ワシントンの機関室内で配管から漏水が発生し、乗組員1名が軽度の被ばく・汚染を伴う怪我(骨折)を負ったという想定です。

とくに、関係機関との情報伝達・共有や市民への広報について、それぞれのアクションや連携が良く取れていたと感じました。また、今回は、米海軍病院と横須賀共済病院が訓練に参加してくださり、被ばくした負傷者の搬送や治療、除染活動について、私も間近で見学をしました。

とくに負傷者の搬送にあたっては、原子力空母から降りてきた岸壁地点から、
念には念を入れて管理区域を広げておいて(ロープで明示していました)、その上で、担架を搬送をした人間をスクリーニングし(文字通り頭から靴底まで)、その人間が歩いた地表面をスクリーニングし(とっても時間がかかる作業でした)、その上で、管理区域を狭めていく(必要に応じて除染を行う用意があるそうです)、このような汚染されているかもしれない区域を限定していく作業を見学しました。
艦内でも、同様の訓練を、ほぼ毎日のように行っているそうですが、慎重になって取り組んでいることを、あらためて認識しました。

また病院内で2次被ばくを防ぎながら治療や除染を行うにあたって、米海軍病院の医師と米海軍工廠のエンジニアとが医務室の中で連携を取り合い、時間をかけて負傷者に対応している姿は、興味深く拝見したとともに安心感も感じました。

すべての関係機関を列挙すると、日本側は横須賀市をはじめ外務省、内閣府、文部科学省、防衛省、海上自衛隊、海上保安庁、神奈川県、神奈川県警察、横須賀共済病院、米国側は米海軍、米国大使館とたくさんの関係機関の参加のもと、このような訓練が毎年毎年行われることは、本当に意義のあることだと思います。

 

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