活動日記

■「奇跡のリンゴ」の木村さんにお会いしました!■

2012年11月20日視察・出張

先日、中核市市長会が青森市で開催されたので、その空き時間(早朝)に、奇跡のリンゴの木村さんにお会いしてきました。

木村さんについては、ご存知の方も多いと思うので、関連リンクの紹介のみで失礼します。
ご本人のオフィシャルサイト:
http://www.akinorikimura.net/
「奇跡のリンゴ」幻冬舎:
http://www.gentosha.co.jp/book/b5692.html
わかりやすい茂木健一郎さんのブログ:
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2006/11/post_35ec.html
今度、映画化もされます:
http://www.kisekinoringo.com/

 

もう、純朴を絵に描いたような人でした。
果樹園でお会いしたのですが、まずフカフカの土にびっくり。
あいにくの雨で寝転ぶことはできませんでしたが、指ですくって土の匂いを嗅ぐと、森の匂いがしました。

木村さんのリンゴは、手に入れようと思っても、3年待ちとも、新しいお客さんはお断りしているともお聞きしています。実際ホームページのも同様の記述が(http://www.akinorikimura.net/news/)。
ですから、なんとかその味見だけでもしたいと思って、鳥につつかれたリンゴ、ちょっと黒いシミがあるリンゴを指差して
「こういうリンゴは捨てるんですよね?」
と、下心満載の質問をしました。
だけど、
「こういうのでも、私のお客さんは文句言いません」と、きっぱり。

市場にも流通させず、まったくの個人のお客さんだけを対象にしている木村さん。
値段を釣り上げるでもなく、農法を秘密にするのでもなく、純粋に美味しいものをお客さんに届けることに専心しています。

「消費者にも変わってもらいたいね」、と。
木村さんの開発した農法を広めるために、いろんなところで講演したり、塾を開催したりしています。
「生産者には徐々にだけど、広がってる。変わってきている。時間をかけて、地道にやるしかない。」
「若い人には、まずは1アールから始めるように言っています。家庭を大事にしてもらいたいから。俺のようになっては、いけないから。わははは。」

23年前、学生の頃にお会いしたことがあるという青森市役所の職員の方が、その当時の写真をお渡ししていました。
「この頃は、まだ歯があったかな?」
「そのときは、まだ4本くらい生えていました」
「あはははは」

 

この底抜けの明るさは、絶望を知ったからこそ希望を見いだせた人だけが持てるもの。
うらやましくなりました。

最後に「ちゃんと用意しましたよ」と、ずっしりと重いリンゴをいただきました。半ばあきらめていたので、感謝・感激。
皮に張りがあって固く、歯が立つかどうかと、まずはがぶりと頂きました。
口いっぱい広がる水分。甘みあふれる果汁。固さは、はち切れんばかりの水々しさだったのだと理解しました。
一番驚いたのは、芯まで食べられたことです。さすがに種は捨てましたが、普段渋くて切り捨てる芯の部分まで、おいしく甘くいただきました。頭の中では、リンゴの木と根と私が、丸ごと同化していく気分です。

 

同行していただいた弘前市の蛯名副市長さんから、弘前のリンゴは、台風でも「落ちない」リンゴということで、合格祈願などにも験があると教えていただきました。実は「奇跡のリンゴ」を読んで、市長選挙に立候補する決意を固めた者としては、「やはり」と納得。
「果物はリンゴが一番だよ。アダムとイブも、ビートルズも、ジョブズも、みーんなリンゴだからね。あははは」
今回、青森市の鹿内ひろし市長を初め、加賀谷副市長、舘山課長、弘前市の蝦名副市長、「りんご課長」の皆さんほかに、たいへんなご調整を頂きました。青森のホテルを6時前に出発するというわがままなスケジュールを通していただき、ほんとうにありがとうございました。

 

 

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