活動日記

■シリコンバレーに行ってきました!■

2013年11月15日視察・出張

10月29日から11月2日まで、アメリカ・シリコンバレーに行ってきました。これまでの人生の中でも久しぶりに刺激的な2日間でした!

とくにサンノゼのGoogle本社は、2日間の強行軍の中でも一番長く滞在して、そのイノベーティブな成長力の一端を肌で感じてきました。広大な敷地の中に60以上のビルがあり、そこで1万5千人以上が働いている威容は、百聞は一見に如かず、まずは現場を訪れてみて初めて感じ取ることが出来る物でした。

実はそもそも、大学時代の友人の川島優志くんがGoogleで働いていることもあって、これまでに何度もGoogle日本法人の本社には遊びに行ったことがありました。今回はもう少し具体的にGoogleの強みを市民サービスに活かせないか、という視点に立って訪問を決断しました。
折しも、Google日本法人の公共政策部門の藤井さんが市長室に来て新しい提案をしてくださったこともあり、これはいい機会と思い、スケジュールを調整して実現しました。

川島くんが「せっかくシリコンバレーに来るのなら」と、サンノゼのGoogle本社だけでなく、Googleグラスを開発しているサンフランシスコのオフィスや、evernote、Twitter、Apple、AirBnBで活躍している日本人クリエイターともそれぞれの本社オフィスで面会をアレンジしてくれました。
http://www.youtube.com/watch?v=9xyZ8U4bkIs(川島くんのTEDxにおけるプレゼンテーション動画)

3kawashima

 

また訪米前に、私的ブレーンとも言うべき仲間とアイディアを出し合い、行政や自治体との連携について意見をもらったところ、その仲間の一人が急きょ2日前に参加を決定。飯能市議の野口さんも同行してくれました。
http://www.noguchikazuhiko.com/

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まずはGoogleの本社です。
とにかくフリーな会社でした。まずは食事・カフェは全て無料。さらに敷地内の移動でリーフなどの電気自動車をメインとしたシェアシステム。Googleカラーの自転車は乗り捨てフリー。さらには、ペットと一緒に働いてもOK。ハロウィンの時期とも重なったこともあって、仮想しながら働いている人もいました。大きな滑り台がいくつもあり、階下におりるときに「早いから」という理由で、みんなノートパソコンを脇に抱えて滑ってます。

1bike

 

まずGoogleでは、河合敬一さんとお会いしました。
東日本大震災でGoogleはインターネットを通じて総力を挙げた支援を行いましたが、その陣頭指揮にあたられた方です。私と同い年ということもあって、すぐに意気投合。自治体が紙媒体で提供しているハザードマップの情報などをGoogleとして提供できないか、高校生にGoogleが開発しているパソコン(ラズベリーやクロムブック)を提供して、プログラミングの楽しさや検索リサーチの奥深さなどを学んでもらうことができないか、など、アイディアがポンポン出てきました。久しぶりに脳みそが爽やかな汗をかきました。引き続き、Google日本法人を含めて様々な可能性を模索していく約束をしました。
http://www.google.org/crisisresponse/kiroku311/chapter_04.html
(Googleの支援の様子がよくわかる記事。何度も河合さんが出てきます。)

 

evernoteでは、日本法人の外村会長とお会いしました。
この人は、シリコンバレーで活躍する日本人の生き字引き。
本社で、これまた普段の脳みそ回転率の10倍速以上で議論をしたあと、nestGSVと呼ばれる施設を見学させていただきました。ここは事業のスタートアップをしようとしている人とエンジェルと呼ばれる投資家を結びつけるエコシステムを醸成する場となっていて、日本のジェトロも進出を始めました。
http://livejam.sakura.ne.jp/linkedin_fb/interview/startup_vol13.html
(LinkedInの外村さんに関する記事)

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その後、一路サンフランシスコへ。外村さんの運転する車は「テスラ」。セクシーなボディと内装。最大480kmを一度の充電で走るパワフルな電気自動車です。写真を撮らなかったことが悔やまれます・・・。
そして、外村さんがシリコンバレーで活躍している横須賀出身者を集めてくださって、会食。すぐに「シリコンバレー横須賀会」が立ち上がりました。メンバーはソニーの青木さんとサイバーエージェントの南出さんが中心となって、これから広げて行きます(笑)。
http://www.teslamotors.com/jp/

 

次の日の朝食は、ホテルそばのサイトグラスというカフェへ。このカフェからも、さまざまなスタートアップ案件が産まれています。スタンフォードの学生やシリコンバレーで働く人、エンジェリスト、ベンチャリストなど、多くの人が集い、輪が広がっていくことを実感できる強力な磁場をもった場所でした。行政が用意した場ではなく、こういうところから自然発生的突然変異的に産まれてくるベンチャーは絶対に強い。失敗しても、再起への意欲は失われない。そんな気がしました。
https://sightglasscoffee.com/

それからフィッシャーマンズワーフから、サンフランシスコの猿島ことアルカトラズ島を眺めながら、Googleのサンフランシスコオフィスへ。サンフランシスコ湾が一望できるオフィスでは、ハロウィン一色。スケーターがあったり、スケボーでフロアを移動していたり、ここでもフリーな文化は徹底されていました。

10fieldTrip

そこでフィールドトリップという街の情報をスマートフォンなどを通じて提供するサービスを開発しているチームと、Googleグラスをかけながらミーティング。このGoogleグラス、すさまじい製品です。メガネをかけるようにしてさまざまな情報を手に入れることができ、近い将来は外出時に必ず装着することがスタンダードになると確信。日本上陸の際はぜひ横須賀から、とお願いしてきました。
http://www.google.com/glass/start/

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Twitter社では、ランチオンミーティング。ここの食堂ももちろんタダですが、驚いたのは生ビールや瓶ビールもタダ。いや、無料であることに驚いた訳ではなく、会社に堂々と置いてあることに驚きました(笑)。対応して頂いた丹羽さん曰く、「結果を出していれば誰も文句はいいませんよ」と。逆に厳しい会社の証左です。現在ツイッター社では、災害情報の正確で迅速な提供をする新しいタグを組み込むシステムを開発しているとのことで、これも横須賀との連携を提案してきました。
https://twitter.com/

 

そしてサンフランシスコの最後はAirBandB。民家の空き室を利用した宿泊を仲介するベンチャー。長井で始めた「民泊」の延長線上にあるようなサービスを提供しています。しかし不覚にも、訪れるまではまったく存在すら知らない会社でした。ですから最初は、4、5人の会社と思っていましたが、実際は世界192カ国でサービスを開始していて700人くらいの社員がいるとのこと。めちゃくちゃ面白い話をしました。まだ詳しくは触れられませんが、こんど横須賀市役所にも来て頂くことになりました。
https://www.airbnb.com

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シリコンバレー最後は、サンノゼのApple本社。住所は「1 Infinite Loop」、無限ループ1丁目という意味です。ここに立つ日が来るとは思っていませんでした。日本人の社員としては、最古参の矢部さんと会談。Appleは他のシリコンバレーの会社と違って、お固い印象でした。食堂もリンゴ以外はみんな有料(笑)。写真も社内では一切禁止でした。横須賀との接点という意味では収穫こそありませんでしたが、イヤホンの開発に3年間もかけて携わった話などをお聞きし、Appleの哲学をかいま見ることが出来たのは貴重な機会でした。
http://www.apple.com

 

夜は、夕食の前に暗くなった街をぶらり。ハロウィンの当日で、本場のトリック&トリートをのぞき見。日本の子どもが夏祭りの宵宮で、夜出歩くことができるのと同じ感覚ですね。みんな素敵な仮装をしていました。

次の日は、川島氏はさすがに仕事に戻らなければいけないということで、野口氏とパロアルトのスタンフォード大学へ。教室に入ることはかないませんでしたが、広大な敷地を学生が自転車で移動している姿などを見て、そのスケールの違いにビックリしました。もしも私が高校生の頃、こういった大学が存在していることを知っていたら、違う人生を選んでいたのではないかと目眩するくらいまぶしい雰囲気でした。

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総じて、ほんとうにエキサイティングな訪米となりました。
たった2日半の滞在ではありましたが、横須賀のためになることをいくつも持って帰れたのではないかと思っています。これから色々と仕込んで行きます!

 

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