活動日記

■公共施設のあり方について「車座会議」を開催しました■

2014年7月19日市役所(市民の役に立つ所)政策集(マニフェスト)

横須賀市の全施設の床面積を合計すると、どれくらいになると思いますか? 
そして、それらを将来にわたって維持するためには、1年間にどれくらいのお金がかかると思いますか?

7月1日までに、全5回にわたって「これからの市の施設のあり方について」というテーマで、「車座会議」を開催しました。合計で233名の方にご出席いただき、ありがとうございます。

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横須賀市には、今現在、全部で348施設、125万平方メートルの施設があります。これは東京ドーム27個分(!)。市民1人当たりにすると、2.94平方メートルという広さです。

これらの施設は、その多くが建築後30年以上経過し、今後、改修や建て替えのために多額の費用が必要です。その金額を計算すると、今後40年間で約3352.3憶円、1年間当たり約83.8億円という大変大きな負担になることがわかりました。

横須賀市では、市のすべての施設について、ひとつずつ改修や建て替えの時期や費用について調査を行い、昨年9月に「公共施設マネジメント白書」を作成し、その中で「公共施設マネジメント基本方針(案)」を策定しました。具体的には
「公共施設マネジメント白書」→
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/1615/fm/fm_hakusho.html

①人口減少、厳しい財政状況を踏まえ、施設総量を縮減する。
②原則として新規施設の建設は行わない。
③市民ニーズを考慮し、現在ある機能を極力維持しつつも、複合化や民間施設の利用などにより、総量を縮減する。
④維持する施設については、利用者の安全を考慮しつつ、長寿命化を図るとともに、既存施設を有効に管理、活用する。
⑤建て替えを行う場合、民間資金の活用も検討する。また、整備および維持管理の負担を軽減するため、デザインよりも機能重視とする。

の5つです(あくまで「案」です)。お読みいただくとわかると思いますが、①と②などはとても厳しい内容になっています。

そして、この基本方針に基づき、「横須賀市施設配置適正化計画の素案」を作成しました。素案の特徴としましては、施設総量の17%減を目標として設定したことと、最長38年間にわたる縮減目標を設定したことの2つが挙げられます。
「横須賀市施設配置適正化計画(素案)」→
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/1615/fm/fm_keikaku.html

1つ目の施設総量の17%減を目標としたことについてですが、当初、人口減少や厳しい財政状況、そして「公共施設マネジメント白書」で推計を行った将来更新費用などをふまえ、30%縮減する案を作成しました。しかし、この案では、コミュニティセンターや図書館、体育会館など数多くの施設を廃止することとなり、行政サービスの大幅な低下は避けられず、市民生活への影響も大きくなることが予想されました。そこで、再度行政サービスの低下を最小限にとどめつつ、着実に施設総量を縮減することのできる案を検討し、「施設総量の17%縮減」を、本計画の縮減目標として設定することとしました。

2つ目の最長38年間にわたる縮減目標の設定につきましては、横須賀市の計画は、廃止・縮減する施設の個別名を具体的に挙げて、その目標期間を中長期(10年)、長期(20年)、超長期(38年)の3種類に分けた上で提示しています。他自治体でも同様の計画を定めていますが、具体的な施設名が挙がっていなかったり、4年くらいの短期間に廃止する施設しか掲載していなかったりする計画がほとんどです。横須賀市の計画の様に、具体的な施設名を挙げながら、38年間もの長期にわたって削減目標を提示しているものは、おそらく全国でも初めてだと思います(個人的な調査の結果ですので、もしも間違いがあれば指摘してください)。

今回の車座会議は、この「公共施設マネジメント白書」と「横須賀市施設配置適正化計画(素案)」を希望される皆さまにお渡ししながら行いました。

まず冒頭の40分間、私から横須賀市の財政状況や施設の状況、「横須賀市施設配置適正化計画の素案」について簡単に説明させていただき、その後、手を挙げていただいた皆さまからの質問やご意見を受け付け、それに対して私が回答していきました。

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皆さまからは、「施設が作られた歴史的な経緯を踏まえた上で廃止を再考してほしい」といったご意見や「もっとスピード感を持って削減を進めていくべきだ」といったものまで、大変多くのご質問やご意見をいただきました。会議当日にいただきましたご意見、また後日「意見箱」への投函やメール・ファックスでお送りご意見は、もう一度、市役所内部で検討し、これからの施設の配置を考える上で、参考にさせていただきます。
ファクス番号:046-822-7795
メールアドレス:rp-fi@city.yokosuka.kanagawa.jp(@を小文字に変えてお出しください)

今回提示した素案は大変厳しいものとなっており、廃止や縮減と記載されている施設をご利用いただいている皆さまにとっては、賛成し難いものだと思います。私も自分自身の選挙のことだけを考えたら、「施設の縮減」を決めるのではなく、「施設の新規建設」を計画していた方が、「ウケ」がいいのは当然です。しかし、横須賀市の将来を考えた場合、その施設を維持していくことによって子や孫の世代に多くの負担を残すのではなく、ここで「横須賀市施設配置適正化計画」を策定し、実行していくことを決断しました。

車座会議の中でも申上げましたが、今回提示した計画の素案を、一方的に廃止や縮減をしていく訳では決してありません。個々の施設の廃止や縮減については、地域の方々や利用している方々のご意見を聞きながら、丁寧に実施していきます。

今回の車座会議については、後日「よこすかムービーチャンネル」に掲載させていただく予定です。もし興味がございましたら、一度ご覧いただき、横須賀市の施設のあり方について、一緒にお考えいただけたらと思います。
「よこすかムービーチャンネル」→
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0120/movie_channel/index.html
最後に、車座会議でもお話させていた施設に関する市民の皆さまへのお願いです。
①大切に使ってください! (修理が少なくなります)
②有効に使ってください! (せっかく造ったものだから)
③使わないものは整理します!(他の用途に使えます)
④できるだけ譲り合ってください!
こうした取り組みの効果はとても大きいです。皆さまのご協力をお願いいたします!
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