活動日記

■ビッグデータを活用した保健事業を始めます■

2014年7月23日命を大切にするまち

じつは、横須賀市の国民健康保険被保険者一人当たりの医療費は、県内19市の中で1番高い状況にあります。(平成24年度の一人当たり医療費 横須賀市:328,504円 県内19市平均:296,811円)

そこで、新たな試みとしてビックデータを活用して、被保険者の皆さまが生涯にわたって現役でいきいきと暮らし続けることを目指した保険事業に取り組みます。これ、県内で初めての取り組みで、国保被保険者の特定健診やレセプト)のビッグデータを活用します。
※レセプト:病院等の医療機関が、保険者に請求する医療報酬の明細書のこと。これには、病気などの名前、診療や投薬の内容などが記載されています。

ちなみに、このような取り組みは「データヘルス」といわれるもので、特定健診やレセプトのビッグデータを分析して、被保険者の全体的な健康状況・受診状況・医療費状況を把握し、本市における健康課題を明らかにした上で、効果が高いと思われる対象者を抽出し、対象者に合ったメニューで保健事業を実施し、被保険者の疾病予防や重症化予防につなげていくものです。文字だけ追うと難しく感じるかも知れませんが、要は、効果的なアプローチができるように対象者を抽出する際にしっかりとした分析をしていきましょう、ということです。

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今年度は、この「データヘルス」の計画策定に向けて、公益財団法人パブリックヘルスリサーチセンター株式会社ミナケアのご協力をいただいて、ビッグデータの分析等に着手していくこととなりました。(なんと、両機関のご厚意により、研究の一環としてご協力いただけることになっていますので、本市の費用負担はありません!)
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パブリックヘルスリサーチセンターさんは、これまでに健康増進に係る事業や研究を行ってきており、特にデータヘルス計画に繋がる研究や支援事業で国民健康保険を対象に成果を出されています。
(写真は青木常務理事)
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また、ミナケアさんは、代表取締役である山本雄士さんが臨床経験のある医師で、内閣官房医療イノベーション推進室企画調査官などを歴任し、予防医療や保健について先駆的な事業を行っており、また民間企業の健康保険組合等で、既にこういった取り組みを行っておられます。
(写真は山本代表取締役)

こうした取り組みを進め、市民の皆さまの健康を保持することは、将来に渡って生活の質を維持し、生涯現役で暮らすことを可能とするとともに、さらには医療費の適正化によって、国民健康保険の保険料等の市民負担の増加を抑制することが期待できます。

今後は、本年度の分析等により得た知見を生かして、ビッグデータを活用した保健指導、いわゆるデータヘルスを本格的に進めていきたいと考えています。

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