活動日記
■賢く使って医療費削減!~ジェネリック医薬品推奨薬局制度を始めました!~■
ジェネリック医薬品というのをご存知でしょうか。薬には、特許があり、通常は、特許を持っているメーカーだけがその薬を作り、販売することができます。独占的に製造、販売することができるので、基本的にその薬の値段が下がることはありません。
ジェネリック医薬品は、この特許の期間が終了した薬で、同じような効果を持ちながらも、安く作ることができ、同時に、価格も安い薬のことをいいます。
この度、横須賀市では県内初の試みとして、ジェネリック医薬品の販売に協力いただくことができ、加えて、次の事項に同意いただける薬局店を、「ジェネリック医薬品推奨薬局」として認定しました。
同意いただいた事項は次のとおりです。
・ジェネリック医薬品について分かりやすく説明すること
・可能な限りジェネリック医薬品を推奨すること(医師がジェネリック医薬品への変更を不可としている場合を除く)
・ジェネリック医薬品の備蓄品目数の拡大に努めること
・市から提供する推奨薬局のステッカーや卓上ミニのぼりを店内等に設置すること
・その他、市に協力してジェネリック医薬品の普及を積極的に進めること
今回の認定では、横須賀市薬剤師会の厚いご協力の下、なんと96店舗の薬局店を「ジェネリック医薬品推奨薬局」として認定させていただくことができました。
平成27年度の横須賀市のジェネリック医薬品の普及率は60.3%でした。これがもし、100%となると、試算では国民健康保険に加入されている方全員で年間約7億2千万円の医療費の削減になります。市としても保険料の削減につながり、まさに一石二鳥となります。
ジェネリック医薬品推奨薬局店にはその証として、スカリンが目印のポスターと卓上のぼりをお渡ししております。是非とも、処方箋をお受けになるときには、このポスターとのぼりがある薬局店をご活用ください!
