活動日記

法律改正に先駆け特別養子縁組の監護期間に育児休暇の取得をできるようにしました!

2016年10月6日命を大切にするまち

■横須賀市は特別養子縁組に本気です■
~法律改正に先駆け特別養子縁組の監護期間に育児休暇の取得をできるようにしました!~

私は「子どもは温かい家庭の中で育つのが一番」と考えています。けれども現実には、やはり恵まれない環境で育つしかない子どもたちもいるわけでして、児童虐待などの痛ましいニュースを聞くと本当に悲しく、子ども一人助けることのできない市役所なら、なくなってもいいとすら考えることもあります。
この想いから横須賀市では、数ある児童福祉の取り組みの中から、特に特別養子縁組について、他の自治体に先駆け、先進的に行ってきました。

特別養子縁組とは、元の親子関係を抹消し、養親と子どもとがそれこそ本当の親子関係の戸籍になるものです。それだけ、養親と子どもとの絆は深く、より温かい家庭の中で育つことができる非常によい制度だと考えています。

ただ、特別養子縁組が成立するためにはいろいろな条件があり、特に本当の親子となることができるかどうかを事前に確認するため、6か月間以上その子どもと一緒に生活及び養育(この期間を「監護期間」といいます。)をする必要があります。そして家庭裁判所が、特別養子縁組を成立させるに相応しいかどうかを判断し、ようやく成立するものです。

現在、夫婦の形態として共働きの夫婦が多くを占める中、特別養子縁組を望む夫婦は、この監護期間中に夫婦どちらかが仕事を休むことができない場合、どちらかが仕事を辞めざるを得ないのが現状です。

そこで横須賀市の新たな試みとして、少なくとも横須賀市の職員には、仕事のことで特別養子縁組をあきらめることがないように、監護期間中に、実の子どもが生まれた時と同様の育児休業を取得できるようにしました。

平成28年の人事院勧告では、監護期間中の育児休業が来年4月以降取得可能にするように勧告がなされました。全国的には、今後、法律等の改正により4月以降には、監護期間中に育児休業が取得可能になる見込みです。

しかしながら、市民の方にも職員にも、横須賀市が特別養子縁組に本気に向き合っていることを少しでも感じていただきたく、半年前倒しして実施するようにしました。たった半年かもしれませんが、本当に困っている子どもたちとっては、決してたった半年とは言い切れないと考えます。

10月は厚生労働省が定めた「里親月間」でもあり、全国的に里親に関する啓発が行われます。是非とも、横須賀市の本気度を感じていただくとともに、少なくともこのような制度があり、また制度が必要な子どもたちがいることを考えていただけたらと思います。

ニュースリリースはこちらから:
http://www.news2u.net/releases/149093

 

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