市長を二期務めさせていただき、民間企業出身だからこその気付きがたくさんありました。この知見を属人的なものとしてはいけないと考え、GR（Government Relations）人材育成ゼミを立ち上げ、早7年。
これまでの11期で卒業生が100名を超え、この5月には新たに8名の受講生を迎えて12期がスタートしました。
20コマ近い講義や発表の場を経て、最終回にはそれぞれがどんな地域課題を解決したいのかをプレゼンしてもらいます。ここで発表した内容を起業したり、政界に進出するなどしたりしながら実現している卒業生が何人も出ていることは本当に頼もしい限りで、私自身もパワーをもらっています。
各期がスタートする際に、必ずゼミ生に伝えることがあって、それは慶應義塾大学大学院の前野 隆司教授が提唱する幸福の四因子「やってみよう」「ありがとう」「なんとかなる」「ありのまま」です。
GR人材育成ゼミは、コミュニティをとても大切にしています。特にこの四因子の詰まったコミュニティを受講生のみんなとつくっていきたいと考えています。今期も12期らしい物語をつくっていくと思うので今後がとても楽しみでなりません。